「慎独」ひとりをつつしむ
ひとりの時の過ごし方で
その人の「格」が決まる。
小人閑居して不善を為す。
『大学』(儒教の教典、四書の一つ)
---- 度量の狭い小人物が人目につかずに一人でいると、よくないことをしがちである。
君子独立して影に慚ず。
『晏子春秋』 (古代中国の歴史書)
---- 立派な人物は、ただ一人でいても、自分の影に対してさえ、恥ずかしいような振る舞いはしない。
さとき者は自分の歩みを慎む。
『旧約聖書』 (箴言14章15節)
福音社『サインズ・オブ・ザ・タイムズ』2002年10月号 今月の言葉より引用