楽しみ

幼子のような好奇心があれば
たとえ老年になろうとも
楽しみは尽きない。

 

寝床につくとき、
翌朝起きることを
楽しみにしている人は
幸福である。

ヒルティー(スイスの法学者、哲学者 1833〜1909)

 

朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや。

-----同じ志を持った友人が、遠くからも訪ねて来る。
   なんと楽しいことではないか。

『論語』(学而篇)

 

日夜に人知らぬ楽しみ有り。
山中に住めば山岳の興あり。
海辺に居れば蒼海の趣を知る。

慈雲(江戸中期の真言宗の僧 1718〜1804)

心の楽しみは良い薬である、
たましいの憂いは骨を枯らす。

『旧訳聖書』(箴言 17章22節)

 

 

福音社『サインズ・オブ・ザ・タイムズ』2004年8月号 今月の言葉より引用