3月20日、中国地区で初めての開催となるAFVモデラー交流会・第1回中国AFVの会に当会から山上会長、尾本準会員、村上会員、吉本会員の4名が参加した。 どのような作品が集まってくるのか興味津々で出かけたが、中国地区はもとより九州、四国方面からの参加者が持ち寄った作品群は用意されたテーブルを埋めつくし、その作品レベルも他のAFVの会にひけをとらない内容であった。 以下、そのレポートをお送りする。 |
会場は岡山県倉敷市に昨年オープンしたばかりの巨大なショッピングモール・イオンショッピングセンター。徳島を午前7時に出発したが、吉本会員の時間の読み違えで開場1時間前の9時に会場に着いてしまい、尾本準会員がまるで鬼の首を取ったかのごとく吉本会員をののしった。それはともかく、続々と段ボール箱を抱えて集まるAFVモデラーの姿に「好きもんがようけおるな。中国もあなどれんな!」と山上会長。 以上、今回の会では有意義な一日を過ごせた。近年、製作スピードが著しく低下している当会AFV班の面々は「わしらも頑張らんと・・・」といっそうの技量向上への決意を新たにしたのである。 |
山木靖氏の「ソ連女性兵」フィギュアの塗装が苦手な当方は、こうした上手い塗装の作品には惚れ惚れしてしまいます。銃のスリングもリアルだし、展示台も凝ってます。 | |
山根貴史氏のBRDM1。このキット、当方、ふたを開けすぐ閉じてしまいました。完成させたのは立派だと思います。のっぺりしがちな車輛ですが、上手く塗装処理しています。 | |
今回の一番の収穫はこの作品。岩重堅司氏の「Dear Mam...]フルスクラッチのフィギュアに草原の表現、塗装技術と抜きん出た作品でした。作者の他の作品もぜひ見たいと思いました。 | |
鉾之原和久氏の「アンタらうちの庭どないする気やねん!」このジオラマの作り込みはジオラマの設定に頭を悩ます当方に、全体のバランスや小物の配置方法等にヒントを与えてくれました。塗装も原色系を上手く使って見事。 | |
坂本英治氏の「T28ー1938」迷彩塗装が見事です。大きな車体だけに処理に頭を悩ませますが、綺麗にまとめているところはさすがです。 | |
深幸一郎氏の「ハリコフの4号G型」後ろから見せているのがニクい演出。冬季塗装も上手くまとめています。雪中迷彩では八木博顕氏の作品も目を引きました。(画像データが壊れたため写真がありません。申し訳ないです) | |
境祐司氏の「AT1」こういうマイナー系車輛は大好きです。資料が少ない車輛ですが、作った方の気合いが感じられます。こういう作品を見ると、製作意欲がわいてきます。 |
この他にもコンテストで上位入賞された方々の作品もそれぞれ素晴らしいものがありました。画像容量の関係で割愛しましたが、各関係サイトで紹介されることと思います。 |