2001.9.7〜9
総評

毎年恒例のTMC展示会が9月7日より9日までの3日間、徳島市内の四電プラザ徳島ギャラリーで開催された。19回目を迎える今年の航空機のテーマは「亜細亜の純真」。「こんなのあったの?」「どこから資料をみつけたのか?」テーマブースにはアジア各国のキワモノ航空機がならび、来場者の目を楽しませ、「さすがキワモノの徳島」と来場者からの評価も高かったようだ。
一方。最近、戦力低下の激しい、かつての当会主力AFV班は会場の片隅に追いやられ、テーマもなく(というより完成品がテーマ)、完成品も少なく、ちょう落ぶりを見せつける結果となってしまった。艦船、自動車班も健闘したものの、班の構成人員が少ないこともあり、今一歩およばなかった。航空機班以外の会員は一層の製作への努力が求められよう。
毎年、設けられているゲストコーナーは大盛況であった。机も3机とし、ゆったりとしたスペースを用意したが、持込まれた作品が多く、かなり窮屈な展示となってしまった。
当初は当会の会員高齢化による完成作品数の低下(といっても毎年100作はどうにか新作を展示できている)をカバーすることを主目的としていたが、近年は当会の展示数を上回るのではないかと思わせるぐらいの盛況ぶりとなった。
また、各地からのゲストの数も大幅に増え、当会もかなり認知度が高まってきた。遠くから来てもらったお客様に恥ずかしくない内容の展示会をこれからも続けられるよう、頑張っていきたいと会員一同気持ちを新たにする展示会であった。


展示会来訪の模型クラブ他、ゲスト一覧

富山ヨリ飛来セシ「富山雷鳥部隊」ノ航空機。搭乗セシハ宮原上飛曹ト高橋飛行兵。


●まっついこっつい(愛媛・2名)
●松山エアクラフトクラブ(愛媛・3名)
●進空会(香川・8名)
●土佐模型クラブ(高知・5名?)
●ウインズ(兵庫・6名)
●翔バナイカイ(兵庫・5名)
●富山サンダ―バーズ(富山・2名)
●クラフツマン(愛知・1名・宮地君のこと)
●ティルナノーグ(千葉・1名・池田氏のこと)
○スケール・アヴィエーション 望月編集長

個人参加(作品持込)
●水口 晃氏(川内町・高齢のソリッドもデラー)
●浮田氏(香川観音寺市)

元搭乗員
●佃 喜太郎海軍中尉(香川・予備13期・「彩雲」操縦)
●吉成 誠之海軍一飛曹(徳島・甲12期・「零戦」「紫電改」操縦)




会場スナップ

航空機自由課題コーナーは当会独特の派手でケバい飛行機が多数並んだ。

AFVコーナーはついに会場の片隅に追いやられた。もっとも完成品がほとんどない現状では致し方ない措置である。

当会の展示会では作品の撮影は自由である。撮影禁止の所もあると言うが、撮影していただけることは、それだけ評価していただいた証拠ではなかろうか?

艦船班の作品はそのスケールから目立たない存在であったが、その作り込みに釘つけになる人も多かったようである。



TMC.AFV班の幹部の面々。左から田中会員、村上会員、山上会長。この中で田中会員はここ10年ほど完成品のない猛者。かつては関西AFVの会3連破を行った男なのだが・・・・・。
とても楽しそうな尾本準会員。最近、作風が変わり、「てっちゃん上手くなったでェ〜」とほんの少し会員間で評価があがった。しかし、会員への昇格は却下され続けている。何故なのか?


差し入れを山分けするTMCメンバー。特に尾本準会員がこういう場合仕切りまくる。こういったことが彼の会員昇格を遅らせているのでは?との声もある。
他県からの来訪者やゲストには徳島特産のスダチがお土産として手渡された。模型より値の張る品である。



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