7月に組み立てを開始し途中、中断をはさみながらもやっとここまで汲み上げることが出来ました。あとは細かな部分の修正と、泥濘地脱出用の丸太の積み込みを残すのみです。 一番苦労したのは何しろ資料が少ないことでした。手持ちの資料を掻き集め、ネット上で写真を探索しましたがもともと補助的な車輛であることもあってか、詳細の分かる写真は少なく、ある程度の所まで手を入れただけで仕上げました。 キャタピラは泣きました。可動キャタピラを使用したのは今回が初めてでしたが、そのほとんど内職状態の単調な作業に耐えることが出来ず、組み立てに1週間もかかってしまいました。片側98個ということでそのまま取り付けましたが少々ゆるいようです。といいながらロシア戦車の良い所はキャタピラのたるみである。と固く信じていますのでオーバー気味の垂れ方としてあります。ところでカステンのキャタピラとこのキットの起動輪はピッチが合いません。いったんツメを切り落としピッチに合わせて再接着しました。そのため可動式キャタピラを履きながら稼動させることが出来ません。 さて、塗装にこれから入るのですが、作業は来年になります。 実はこのSU152、私の壮大なる計画の一環として製作したもので、メインとなる車輛が完成しないことには塗装にかかれません。 何をやろうとしているのかは当Puraban Worksページにてもう少しするとUPを始めますが、それまでお楽しみにしておいてください。 とりあえず、ここまでで基本工作は終了しました。 キット自体はとても良くできたキットでした。それぞれのアプローチの仕方で、素晴らしい完成品を手にすることができると思います。 |