ディティールアップ
基本形で問題になるような所は特にない。これまでに発売されたT55のキットの中では一番T55らしいイメージを持つキットだと思う。フェンダーが少し厚いとか、モールドが少し甘い感じもするが、いじり始めるとキリがなくなる。今回の製作では砲塔はちょっと気になる部分もあるが、形をいじると大変なので、まあここまで出来てれば良し。また、人形を乗せる予定であり見えなくなる部分が多くなるため、ディティールアップは車体部分を重点的に行うことにした。フェンダーは縁を薄く削り、裏から熱してへこませるなどして、使い込まれた感じを出した。左側のフェンダー前部は実車写真で取れてしまっているので、別分品となっているカバーを付けずにおいた。転輪はゴムの部分の所々をニッパーで挟んで傷つけたり、デザインナイフで削ってゴムの欠けを表現してみた。転輪の組み立てで面倒なのは二枚のパーツの接着面に成形上でのはみ出しがあるのでそいつを削り込まないと正確な位置で接着できない。また型ズレがあり、ゴム部は削りこんで平滑にする必要がある。
キャタピラはモデルカステンのT72用可動履帯。片側92枚でちょうど良い。組み立ては忍の一字だが、自重で垂れ下がる様子は実感抜群だ。キャタピラの変更で起動輪が14枚歯のものになる。実車同様にキットの起動輪を改造して作成しようと思ったが、良く似ているということでタミヤのT72のものを移植してみた。違和感が出るかも?と思ったが意外とフィットしておりそう気にならないようだ。 |