安心
いかに安全だと言われても
それを信じることができなければ
安心は出来ない。
人の一生に、最も大切なるは、安心也。
百歳の寿命も、一日の安心には代え難し。安心なければ、生活の甲斐なき也。
徳富蘇峰(評論家、1863〜1957)
身の安きを得る処、即ち心安し。
『太平記』
心の安らぎを得ている者は自分自身に対しても
他人にも迷惑をかけない。
エピクロス(ギリシャの哲学者、前341頃〜前270頃)
福音社『サインズ・オブ・ザ・タイムズ』2006年3月号 今月の言葉より引用