2002静岡ホビーショーフォトレポート
By Y-asahi
静岡ホビーショーでの楽しみは優れた作品を直接見ることが出来ることだ。
模型雑誌のライターの作品からハイクラスアマチュアの作品まで、国内はもとより海外のモデラ−の作品まで一同に見ることができる場所は静岡での合同作品展以外にはない。
毎年、どんな作品に出会えるか楽しみにしているが、今年も素晴らしい作品に数多く出会えた。これら作品から優れた点を参考に自分の模型作りに反映できれば、と思っている。


道路鋪装用のクラッシャーを作る車輛。一枚の写真から作り上げたそうだ。


1/72とは思えない出来の3号突撃砲。細部まで作り込まれ、塗装も素晴らしい。


未完成のため、作り込みの手順が良く分かるT72。ディティールアップにどのような素材を使うのか参考になる。


LVTR?だったか名前をど忘れしたが、P7改造の作品。この手の車輛は大好きだ。


塗装が素晴らしい3トンハーフ。色のはがれ、退色の表現など参考になる。


細部の作り込みが素晴らしいビネット。特に木机上の表現は生活感がとても良く出ている。


今回、合同作品展会場で一番気に入った作品。ノーズアートとして描かれたピンナップガールを見事に立体化している。製品化されているそうなので、ぜひ入手したいものだ。


塗装が素晴らしい黒人兵のフィギュア。銃、ジャケット、弾帯とそれぞれの質感を再現した塗装がとても参考になる。


最初は陶器かと思った孫悟空のフィギュア。衣装の複雑な模様も見事に再現されている。この塗装は見事の一言だ。作者のセンスの良さは抜群だと思う。


トランぺッタ−の新製品がすでに形になっているのにはびっくり。このT55はアフガンのニュースに頻繁に登場し、一般の人にも知られる戦車となった。


本当はとても大きなジオラマの一部であるが、燃え落ちた幌の再現やドラマのあるフィギュアの配置が素晴らしかった。大きなジオラマは気を付けないと破たんするケースがあるがそれもなくて、見ていて感じのいい作品だった。


この作品は凄いの一言である。作り込みもさることながら淡いパステル調でまとめられた塗装がすごい。作者の岩重氏の作品はこれまでにも何度か見たことがあるが、ますます磨きがかかったという感じだ。


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