ついに40の大台に乗ってしまいました。当人に実感はなくて、いつの間にかという感じです。 これまでスクラッチビルドを主体に模型作りを楽しんできましたが、40歳を迎え、一つの区切り、心機一転を図るべく、これを記念してこれまでやりたいと思っていたアイテムの製作に取りかかることにしました。 アイテムについてはあえて公表しません。これから製作の進行とともに徐々にその姿を見せていこうと思います。何が出来上がるかはお楽しみということでご覧下さい。なお、今回製作するアイテムのうち1点はTMC会員が設立しているガレージキットメーカー「ひょうたん山電気」の生産協力によりKameModelブランドにて限定生産でキット化する予定です。
スクラッチによる作品製作を行うにあたってこれまで恐かった(これからも恐い存在であることに変わりはありませんが)のはガレージキットメーカーでした。こんなマイナーなものは出ないだろうと思っていても、ひょっこりキット化され、「私の苦労は何であったのか」と天をあおぐことが何度かありました。 たとえば当方の製作した西ドイツ軍三部作は全てレジンキット化され、M88なんかはAFVクラブからインジェクションで登場しました。まさかやるとは思わなかっただけに正直がっくり来た記憶があります。 今、恐いのは中国の振興メーカー、トランぺッターです。何を出してくるか分からない恐さがあります。今、当方が考えているスクラッチアイテムもインジェクション化する可能性は十分です。 しかしながら私はあえて製作することに踏み切りました。なぜなら早く形が見たいからです。インジェクション化されるのを待つのも良いのですが、なにしろ形がみたい。 またスクラッチ作品はインジェクションよりも自分のイメージで作り上げていくことが出来ます。インジェクションの限界を越えることも可能です。 とうことで強気にとにかくやることにしました。 ただ作っている最中に出るのは恐いですが・・・・。