PART-5 キハ1の完成

今回のプロジェクトの主役であるキハ1が完成しました。塗装は実車の使い込まれた感じを出すために車内塗装の一部にエアブラシを使った他は全部、手塗りで仕上げています(塗料は基本色をタミヤアクリルを使用)。わざと筆ムラを作り、部分的に厚塗りを行って何度もリペイントを行った感じにしました。実車ではフロントマスクが金太郎塗りになっていますが、フリーハンドではきついのと、ぴったり塗り分けている方が好きなので、直線で塗り分けとしました。色はほぼ実車通りですが若干明るめにしています。いつも暗めに仕上げる癖がついているので、かなり明るくしたつもりですが、ちょっとオモチャっぽいかなと感じています。これからウェザリング塗装に入りますが、フィギュア、ベースが出来てからの作業となります。取り合えず、基本塗装終了状態のキハ1をUPしましたのでご覧下さい。


2位側フロントマスク
2位側のフロントマスクです。2位側とは鉄道車輛の方向を示す言葉で通常、後側(エンドという言葉も使います)にあたります。先頭方向を1位側と言います。両運転台の車輛でも先頭方向が決められており、今回、再現したキハ1ではこちら側が後ろになります。


1位側左サイド
キハ1の1位側には2本のパイプが両サイドにあります。このパイプはラジエターの給水用パイプです。注入口にあるロート状の物はヒートプレスで作製。パイプはプラ棒を熱で曲げて再現しています。ラジエターへの接合部は推定で作りました。


1位側右サイド
プラットホーム側のドアは停車中で発車を待っている状態にしたかったので開いた状態としています。写真では良く分りませんがドアは実車と同じく袋窓になっています。鉄道車輛大好きな当方にとって特にこだわった部分です。

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