PART-7

車輛工作が終わり、フィギュアや小物製作に着手したものの、年末の仕事に終われ、作業は中断状態でした。気が付くと締切りまであとわずか。急ピッチで作業を進めています。

当方、フィギュアの塗装には発色がいいことと塗料の隠ぺい率が高いのでハンブロールエナメルを使っていますが、取り扱い店が少なくて、色がきれると大変です。多用する色は常時ストックしておかなければ、塗料一本のために遠くまで出かけなくてはなりません。こういうとき都会のモデラーがうらやましくなりますね。


フィギュアの完成
自分のフィギュアを作るのは気恥ずかしいものがありますが、なんとか完成。ベースはタミヤの自転車セットのフィギュア。このフィギュア、笑顔がいいのとポーズが使いやすいのか結構、展示会なんかで改造ベースに使われているのを見ます。服装は20年前の写真を基に再現。マウンテンパーカーにジーンズと今とほとんど同じ。違う部分は長髪であることぐらい。当時は散髪代がなくて半年に1回ぐらいしか散髪しませんでした。彼女フィギュアは完全自作。木工エポパテで芯を作ってタミヤ速乾エポパテで服を作りました。現存する唯一の写真を基にスカート、セーター、ジャケットを再現しています。



木を作る
プラットホームに生えている木を作ります。いつもは近所の山で適当な根っこを拾ってきてそれをベースに作りますが大きさに適当なものがなく、今回は銅線から作りました。各種太さの銅線を用意して主幹を太い銅線をよじって作り、枝は太さをかえた銅線をハンダ付けして作ります。本物は細い枝が結構ありますが今回は省略しました。
銅線で芯が出来るとポリパテをシンナーで柔らかくしたものを塗り付けて木肌を作ります。表皮は硬化が少し進んだ状態でガーゼを押し付けたりヘラで付けていきます。葉っぱはハドソン・アレイの樫の葉を使用しました。本当はカエデが欲しかったのですが、在庫切れでアウト。
ハドソン・アレイの葉っぱは高価ですがそれなりの効果が期待できるアイテムです。難点はプレス加工した葉っぱが慎重に剥がさないと破れてしまうこと。紙質がもう少し固くてもいいように思うのですが・・・・。



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